本日は、Paul・Smith(ポールスミス) PS9450 Col362GRSです。
ポールスミスは、ご存知でしょうが、イギリス発祥のブランドです。私も80年代後半にロンドン・コヴェントガーデンの店舗を訪れた時には、セレクトショップの空気感が残っている佇まいに、感動したものでした☺
さて。このフレームは、ウェリントン型です。表面がデミ系ブラウンカラーと、裏面は、グレー系カラーの構成です。「Handmade in Japan」の刻印があります。
肉厚なフォルムと削り出しの雰囲気が、絶妙な陰影感を醸し出しています。デミ系カラーというと、カラーの対比がハッキリしすぎると、所謂「トラ」柄っぽくなりがちですが。裏面のグレー系カラーが効いているのか、正面から見た時に、単一カラーのような深い味わいが出ていて、ブラック系カラーのような「重さ」がなく、ある種の「軽やかさ」さえ感じる、お顔映えに仕上がっています。
今回一番の「萌え」ポイントは、テンプル元とエンドの色合いが、薄っすらと、グレー系カラーが、残っている所です。左右の微妙な違い、美しく磨き抜かれたテンプル生地に、「ヤスリ」の跡があることです。
その刃跡に、「職人さんの息遣い」が感じられる瞬間です。クラフトマンシップに触れた想いで、感動します。本当に、オシャレなフレームですが、それを達成するために、細やかな「心遣い」と、確かな「技術」の裏付けがあって、達成されることなのだと、この一本のフレームから、教えて頂きました。本当に素敵なフレームです☺ 日本製です。
価格¥ 35,200 (レンズ付税込価格)