今日のフレームは、福井県鯖江市「米谷眼鏡」さんが手掛ける 越前國 甚六作 JN-098 col.5 です

今回ご紹介の、越前國 甚六作 JN-098 col.5は、王道のウェリントン型フレームです
製作可能な職人さんが減少し、現行では貴重になりつつある「本セルロイド素材」仕様のフレーム

玉型サイズ 46mm鼻幅24mmの現代的な黄金比!
フロントリム部の生地厚縦約3.mm、奥行きは約5mmとシッカリした造形ながら、
お顔に装着した時に、包み込む様にホールドしてくれます
また、セルロイド生地の美しさを最大限に引き出す、
丁寧な「磨き」と仕上げが活きている
滑らかな手触り感じる、質感!
本当に素晴らしいです🤗
col.5は、brown-halfと呼称されています
リム部上方ブラック系カラーと下方デミブラウン系カラーのバイカラー仕様

リム部上部のブラック系カラーに
ブラウンクリアカラーを基調としたデミ系カラーが、上部のブラック系カラーと鮮やかに対比させ
お顔に装着した時に、立体感と奥行き感が創出され
バイカラー仕様を採用した効能か!
ブラック単一色のフォルムならば、「重厚」な印象(これはこれで魅力)になりがちですが
ブラック系カラーよりも、ほんの少し「優し気な」オーラが、纏われるのは、
この「brown-half」の選択が活きていると感じます
上質な雰囲気で、絶妙な陰影感で、演出しています
フロント部とテンプル部を繋ぐ丁番金具
何と!「7枚丁番」が採用されています

丁番とは、リム部とテンプル部を開閉数部分に使用されている金具のことで
通常メガネフレームでは、3枚で構成されているタイプが多くみられます
越前國 甚六作 JN-098で使用されている丁番は
それが、「7枚」使用されている形状です
7枚丁番ならではの、滑らかで、安定感のある、存在感のある仕様です
また、テンプル先に家紋のように刻印される部分は、わずかに深く刻印がなされていて
細部まで丁寧に作り込まれている印象です

越前國甚六(えちぜんのくにじんろくさく)こと、福井の職人
長谷川正行氏が手掛ける眼鏡ブランドとして、スタート
ノーコンセプトを理念として、
鯖江100年の眼鏡職人の知識と、日本の全ての匠の技が必然的に組み合わされ、
コラボレーションされた、自由発想のデザインが特徴のブランドです

今回ご紹介のJN-098は、
鯖江100年の技術を駆使しながら、「今」のトレンドを外さないフォルム!
米谷眼鏡さんらしい、鯖江の眼鏡職人が培う知恵と技術満載の造形には、思わず心躍ります!
熟練された技術者ならではの、加工技術と、生地の美しさを引き出す、磨き込む技術が、
高度に融合された
本当に素敵なフレームです🤗
玉型サイズ46 ブリッジ幅24 テンプル長145 (単位mm)
セルロイド(フロント&テンプル)
原産国「日本製」
フレーム本体価格¥32,000(税抜価格)¥35,200(税込価格) レンズ付き価格¥40,200(税込価格)