今回は、NOEGO(ノーエゴ)AEROBIC4 C97です。
PARASITEのデザイナーであるHugo MartinのブランドNOEGO。先日frequence2 において。他にないデザインセンスと大胆な色使い! とご紹介しましたが。このAEROBIC4こそ!その文言に値するフレームです!
まずは、色遣い!上リム、ブリッジ部、智金具までを、一枚モノの一体成型にて作製し、金系カラーを配し。リム部下部は、ピンク系カラー。金色にピンクです!一見すると、「トンデモ」な配色に感じますが。リム上部のカラーは、ゴールドというよりは、ペール系のウコン色、としか表現のし難い、優しいゴールド系カラー。リム系ピンクも、明度の高いペール系ピンクを配して、統一感を持たせています。
そのバランス感覚が、絶妙で、お顔に装着すると、柔らかく映え、お顔の明度もワントーン上がる感じです。そして、フォルムですが、リム部が、角の取れたオクタゴン(八角形)型のラインを引き、微妙にパワーバランスに変化を持たせ、どこか優し気な印象!
また、最近は、縦ラインが大きいアイテムも多いですが、このAEROBIC4は、そのあたりが絶妙なバランスで、顔なじみの良い、サイズ感です。「オンリーワン」の、個性的フォルムながら、どこか「優し気な」素晴らしいフレームです。
テンプル部の先端まで、丁寧に作り込まれた。フランス製ハンドメイド品です。
価格¥48,400(レンズ付税込価格)
以下メーカー紹介より。
noego(ノーエゴ)フランス
Noegoは作り、カラー、素材を調和させ、最高の仕上げを施しています。毎シーズン、デザイナーのHugo Martinはコレクションを一新し、ファッションやアート、建築物からアバンギャルドなインスピレーションを得ています。カラーコンビネーションはNoegoの特徴の一つです。時には大胆で、時には程よいバランスを持ちます。
Hugo Martin
(ヒューゴ・マーティン)2005年10月 SILMO展(パリ)で発表。『parasite(パラサイト)』のデザイナーでもあるヒューゴが、しばしばまったくかけ離れたアイディアを思いつき、その自由な発想から立ち上げたのがノーエゴです。このブランド名は、現代の「個人主義」や「ナルシシズム」を連想させる“エゴ”と否定語の“ノー”を組み合わせました。これは、アイデンティティを確立すべく目的を探しつつも、消費社会に飲み込まれている現代人を比喩したもの。ヒューゴらしい独創性にあふれたデザインが魅力です。